律令制支配の破綻と荘園の発達

律令制支配の破綻 出典:『三善清行意見封事十二箇条』  a臣、去る寛平五年に備中介に任ず。かの国の下道郡に、邇磨郷あり。ここに彼の国の風土記を見るに、b皇極天皇六年に、大唐の将軍蘇定方、新羅の軍を率ゐ百済を伐つ。百済使を...

桓武朝の施策(摂関政治)

平安遷都 出典:『日本紀略』  (延暦十二年正月)甲午、大納言藤原小黒麿、左大弁紀古佐美等を遣わし、山背国葛野郡宇太村の地を相せしむ。都を遷さむが為なり。(延暦十三年十月)丁卯……都を遷す。詔して曰く、云々。「葛野の大宮...

奈良時代の法令と政策

和同開珎の鋳造 出典:『続日本紀』  a和銅元年春正月乙巳、武蔵国秩父郡、和銅を献ず。詔して曰く、「……東の方武蔵国に自然作成和銅出在と奏して献焉。……故、改慶雲五年而和銅元年として御世年号と定賜ふ」と。……五月壬寅、始...

律令国家の形成

改新の詔 出典:『日本書紀』  (a大化)二年春正月甲子の朔、賀正礼畢りて、即ち改新之詔を宣ひて曰く、  其の一に曰く、昔在の天皇等の立てたまへる子代の民、処処の屯倉、及び別には臣・連・伴造・国造・村首の所有る部曲の民、...

遣隋使の派遣と仏教の公伝

遣隋使の派遣1 出典:『隋書』倭国伝  a開皇二十年、倭王あり、姓は阿毎、字はb多利思比孤、阿輩雞彌と号す。使を遣はして闕に詣る。……  c大業三年、其の王多利思比孤、d使を遣はして朝貢す。使者曰く「聞くならく、海西の菩...

大和政権による地方支配

石上神宮七支刀銘 出典:七支刀銘 [表]  a泰和四年□月十六日、丙午正陽、百練鉄b七支刀を造る。□百兵を辟く。供供たる侯王を宜しくす。□□□□作。 [裏]  先世以来、未だ此の刀有らず。百済王世子、奇生聖音、故に倭王旨...

古代の大陸交渉

紀元前一世紀の日本 出典:『漢書』地理志  夫れ楽浪海中に倭人有り。分れて百余国と為る。a歳時を以て来り献見すと云ふ。 注釈: a:「定期的に」の意。   一・二世紀の日本 出典:『後漢書』東夷伝  a建武中元二年、倭の...